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自脱型コンバイン
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脱穀部が選別した籾は、次の2種類の方法で処理される。
・袋詰式
ポリエチレンなどの丈夫な化学繊維を編んだ、チャックで封をすることが出来るコンバイン袋、又は籾袋と呼ばれる袋に籾を詰める方式。一袋の容量は約50リットル有り、籾が詰められるとおよそ30kg程になる。コンバイン袋は、手作業でコンバインから取り出され、運搬される。農家の高齢化の為に、近年は敬遠される方式であるが、トラックが田に近づけないような条件では今でも使われる。
・グレンタンク式
グレンタンクは、コンバインの大きさに合わせて、250リットルから2,000リットルの容量がある。6条刈りの2,000リットルのグレンタンクは、籾袋では約40袋に相当し、収量を反当8俵と仮定すると、約17aの面積を機械を止まることなく刈り続けることが出来る。タンクが大きければ大きいほど、連続して刈り取りを続けることができ、作業能率が向上する。タンクに貯められた籾は、ラセンを使って籾を搬送するアンローダやオーガと呼ばれる排出装置によって、バラ籾を運搬する籾コンテナやフレコン、或いはダンプトラックに排出される。最近ではオーガを無線で自在に遠隔操作したり、伸縮式にして排出の位置合わせを容易にする等の構造を持つ機種もある。
2008年(平成20年)12月、精密農業の為に収穫しながらグレンタンクに貯まる籾の重量と水分を測定・記録する収量コンバインが完成し、今後市販される予定であることが農研機構から発表[4]されている。

参照元:Wikipedia「自脱型コンバイン
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脱穀部の構造は、従来の定置式の自動脱穀機、あるいはハーベスタの脱穀機と同様の構造を備えており、ここに穂先部分を供給し、籾を分離する。脱穀部は本体に内蔵されているので、普段その構造を外部から確認することは不可能であるが、右図の写真はカバーを取り外した状態の様子のものである。コンバインの処理能力に応じて、脱穀部のこぎ胴や選別板は大型のものが採用されるが、最小の2条刈りコンバインから最大の6条刈りコンバインまで、基本的な選別の原理は全く同一である。処理能力の向上を狙ってこぎ胴とは別に補助的な処理胴を装備する機種もある。
こぎ胴には逆V字型のこぎ歯が多数取り付けられており、動力で回転する。このこぎ胴がフィードチェンで整然と送られる作物の穂先から、穀粒をこぎ落す。こぎ胴の下側には鋼線を編んだクリンプ網があり、クリンプ網を通過した物だけが選別板へと落ちる。選別板は偏心した軸によって揺動し、穀粒と不要な藁屑を比重によって選別し、大きな藁屑はストローラックを経て機外へ排出される。さらに揺動板から落下した穀粒は唐箕ファンが発生する風によって選別され、目的の穀粒のみが籾タンクへと搬送される。この選別された穀粒を搬送する系統は1番と呼ばれ、1番ラセンなどと呼ばれる。選別が不完全で、穀粒と藁屑が分離しきれていない物は、2番と呼ばれる系統でこぎ胴、あるいは選別板に還元され、再選別が行われる。さらに軽い藁屑や埃は、唐箕ファン、あるいは吸引ファンの風によって機外に排出される。
この、穂先の穀粒のみを処理し、藁(穀桿)が選別部に殆ど入り込まないのが自脱型の最大の特徴である。

参照元:Wikipedia「自脱型コンバイン
地際から刈り取られた作物は、搬送部によって、脱穀部へ整然と搬送される。搬送は、搬送チェンと呼ばれる突起が付いた金属製のチェーンが強制的に行う。自脱型コンバインでは、作物の穂先部分だけを脱穀部に投入するが、脱穀を効率的に行うために、後述のこぎ胴に対して適正な位置で作物を供給する必要がある。
こぎ胴に対して奥に作物を入れすぎた深こぎを行うと、損失や馬力のロスを生じ、逆に浅こぎを行うと穀粒が藁に残るこぎ残しが発生する。搬送部は刈り取り部から脱穀部へと作物を搬送しながら、こぎ深さを適正に調整する役割を担い、最近のコンバインでは作物の長さに合わせてこぎ深さを自動的に調節し、常に最適なこぎ深さで作物を脱穀部に供給する仕組みを備えている。

参照元:Wikipedia「自脱型コンバイン
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自脱型コンバインの説明。自脱型コンバインの各部の仕組みや歴史などについて。
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