地際から刈り取られた作物は、搬送部によって、脱穀部へ整然と搬送される。搬送は、搬送チェンと呼ばれる突起が付いた金属製のチェーンが強制的に行う。自脱型コンバインでは、作物の穂先部分だけを脱穀部に投入するが、脱穀を効率的に行うために、後述のこぎ胴に対して適正な位置で作物を供給する必要がある。
こぎ胴に対して奥に作物を入れすぎた深こぎを行うと、損失や馬力のロスを生じ、逆に浅こぎを行うと穀粒が藁に残るこぎ残しが発生する。搬送部は刈り取り部から脱穀部へと作物を搬送しながら、こぎ深さを適正に調整する役割を担い、最近のコンバインでは作物の長さに合わせてこぎ深さを自動的に調節し、常に最適なこぎ深さで作物を脱穀部に供給する仕組みを備えている。
参照元:Wikipedia「自脱型コンバイン」
参照元:Wikipedia「自脱型コンバイン」
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自脱型コンバインの説明。自脱型コンバインの各部の仕組みや歴史などについて。
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